2013年11月4日

マカオ深セン2泊3日。最終日。
今日は帰るだけ。チェックアウト時に外港フェリーターミナル行きのシャトルバスがしばらくない事が判明し、タクシーに乗車。外港フェリーターミナルに着いてから、しばらく船待ち。
…してる最中に発覚。あれ?ケータイなくね…?
いやいや。いやいやいや。海外でケータイ紛失とかシャレになんないから。やばいやばい。うおーい、どこだー。俺のケータイどこだー。
チェックアウトの時にはあったので、ホテル→タクシー→フェリーターミナルのどこかでなくなったわけで、とりあえずフェリーターミナル内で探し回り。並行して某氏がホテルに電話でホテル内及びタクシー会社にあたってもらえるよう依頼してくれた。そして某氏が何度か俺のケータイに電話をしてくれた結果、途中からかからなくなってしまう。この時点で「実はかばんの中にありました」オチが消滅。考えられるのは、「誰かが電源を切った(もしくは機内モードにした)」「誰かがSIMカードを抜いた」「ケータイが電波の届かない場所に動いた」のどれかと思われる。
トレンドマイクロの紛失時とかサポートしますサービスに入ってたはずなので問い合わせしようと思ったが、検索しても問い合わせ先が出てこない…。その商品の紹介ページは出てくるのに。SIMカード使われてると非常に面倒くさいので、仕方なく先に回線を切る事に。KDDIにかけたら「今、回線切りました」って、さすがキャリアは対応が違う。よく慣れてるわ。
ホテルからの回答がまだだったが、待ってて帰れなくなっても意味が無いので、フェリーに乗船。マカオ外港フェリーターミナル9:30→香港国際空港
飛行機まで時間があるので空港で朝食。

日本のラーメンという事だったが、見た目に反して非常にあっさり。誰でも食べれる味が国際空港。
そのまま空港内でぶらぶらしていたが、結局ホテルとの連絡がうまくつかないまま、搭乗時間。香港14:25NH1172→羽田19:15着。無事帰国。いや無事じゃないか。最近、旅行に行くとろくな目にあってない気がする…。
以下、ケータイについての後日談。
帰国してから関係するところに色々問い合わせをしたが、ホテルなし、フェリーターミナルもなし、タクシーはアドレスがない上に電話も中国語だという事なので問い合わせ自体を断念(ただしホテルが一応聞いてはくれたはず)、マカオ警察もなし。要するに全部なし。うおーい…。余談だが、マカオ警察に問い合わせしたらマカオ警察公式の落し物サイトを案内され、見てみたらみんなものすごい勢いで落し物しまくってて、思わず笑ってしまった(笑ってる場合じゃないけど)。ていうか、外国では落し物なんか拾った人がパクるのが当たり前だと思ってたけど、意外にちゃんと届ける人も多いのね。
ケータイ本体について言えば、買えば済む話なんだけど、自分の場合はあまりに大量の情報を持ち歩いていたので、その流出が非常に怖い。まじ怖い。まあ日本語なので、マカオ人が拾っても読めないから何事も起きないとは思うが…。というか思いたい。バックアップはしてあったので、そのデータ自体は残ってるんだけどねぇ…(直近しばらくのメールはバックアップまだしてなかったけど、まあそれぐらいは別に)。
トレンドマイクロの方は家帰ってからメールとか漁ったら連絡先が出てきたので問い合わせたが、国外紛失はサポート対象外と言われ。webから位置検索とかデータ消去とかができるらしく、そっちは一応世界地図だったので、回線を一時復旧させた上で検索とかデータ消去とか試みるというのを日を変えて何回かやってみたけど、端末の反応自体が一回も検出されず。キャリア側でできる事も調べてみたけど、回線のオンオフ以外に有効打はなさげ…。
そんなこんなで色々試していたわけだけど、その間電話が使えないのも不便なので、並行してプリペイド携帯を当たってみた。ドコモ→サービス終了。KDDI→正式にはサービスは終わってない事にはなっているが、在庫が残っている店舗がほぼなく、実質的にはもう終息してる。かわりに昔のauケータイで使えるSIMカード売ってあげるサービスあるよみたいな事を言われたが、金額が半端なかった。それ、低価格のケータイ買った方が全然安いじゃん…。ソフトバンク→どこのソフトバンクショップにかけても、「今たまたま在庫切らしちゃってるんだよね。受け付けて何日か待ってくれれば用意できるんだけど」て口を揃えて同じ事を言うんだけど、それ、絶対「たまたま」じゃないよね…。さすがにあんだけ犯罪に使われると、手軽に入手できないようになっちゃうんですね…。ヨドバシも「今はもうやってない」。プリペイド全盛期はコンビニでも新規契約を扱ってたところがあったはずなので、試しにコンビニでも聞いてみたら、高校生ぐらいのバイト2人に「コンビニで何を聞いてるんだこの人は」みたいな目で見られる始末。時代変わりすぎだろ…。
結局なんだかんだやってるうちに次の週末になっちゃったので、そのまま機種変してしまった。ハードqwertyキーボードが欲しかったけど、現行auでこの条件だと今使ってたやつが最新で、内部メモリがなさ過ぎてやってられない機種なので、キーボード付ケースがいくつか市販されているiPhoneにした。iPhone 5s スペースグレイ 64GB。時代の波に、乗っちゃう?乗っちゃう?
まあ結局落としたのか盗まれたのかもわからんままだったけど、落ちやすいポケットだったのは事実だし(前日の深センのフェリーの中では財布を落としかけた)、いずれにしても、紛失にも盗難にも対応できるように防止策を考えなきゃいかんですね。あと落とした時の情報管理も。個人的には、今回の一件で一番ひどいと思ったのは、トレンドマイクロの紛失サポートだった。国外紛失がサポート対象外なのはまあ仕方ないかも知れんが、そもそも紛失時にすぐ探そうとした時って、「過去のメールがすぐには見れない」ていう状況多いと思うんですよ。連絡先すぐ検索に引っかかるようにしてくれないと意味ないよこのサービス…。逆に、意外にきちんと対応してくれたなあと思ったのが現地関係機関。実際現地でどこまできちんと探してくれたのかは、まあわからんけど、少なくともメールのレスポンスは早かった。マカオ警察でさえ、即日ではなかったものの、「そのケータイはこちらには届いてません」て返事くれたからね。まあ外国から客がたくさん来る土地だと、そういうのも慣れてるのかも知れんが。
以下、マカオまとめ。
マカオ自体が非常に狭いので、移動関係はかなり気楽だった。マカオ全体の面積が、世田谷区と同じくらいらしい。観光地も徒歩で概ね回り切れるし、カジノ行かなきゃ半日でやることなくなるレベル。
香港のすぐ近くなので同じようなところだと思って行ったけど、意外に色々違った。まず、人種が香港ほど多彩でない。東アジア系と欧米系がほとんどで、東南アジア系があんまりいなかった。この辺はやっぱり経済力の差なのか。それから言語。香港は文字が繁体字な上に会話はほぼ全員が英語をしゃべれるという、日本人的にはかなりコミュニケーションが楽な地域だったけど、マカオはまず文字がポルトガル語。会話は英語が通じたので不便はしなかったけど、文字が読めないのは大分違う。まあ外国人がよく来る場所なんかは、英語併記もそこそこあったけどね。
カジノは他にも有名な国がいくつかあるし、世界遺産も個人的には普通だったし、街並みとか文化とかで特に驚きもなかったし、まあまあ、という感じの旅でした。東アジアに大分?慣れてきたというのもあるかも知れんが…。そろそろ東アジア以外にも行きたい気もするけど、東アジアから出ようとすると遠いんだよね。時間的にも金銭的にも。シンガポールですら遠かった。GWか年末年始か、もしくは本格的に有給取らんとちょっと厳しいよなー…。