2013年11月3日

マカオ深セン2泊3日。2日目。
朝食は朝マック。マックは、ホテル内だけどフードコートではない普通のレストランの通りにあった。こんだけブランド力があると、価格帯が低くても高級レストランと並べてもらえるらしい。ていうか、朝マックって世界でやってたのか。朝だけメニューが違うの、日本のマックだけだと思ってた。
店員の英語が流暢すぎて何言ってるのかさっぱりわからず、結局頼んだセットの他にもう一個食べ物がついてきた。まあお腹減ってたし、結果的にこの日は昼の時間にご飯にありつけなかったので、結果オーライ。味は普通に美味しかった。海外に行くと、マックの安定感が本当に際立つ。
ホテルから外港フェリーターミナルへは、ホテルの無料送迎シャトルバスに乗車。マカオはタクシーが需要に全然足りてなくて移動はバス頼みみたいな事がどっかに書いてあったけど、なるほど、ホテルの運行するシャトルバスがこんだけバンバン出てるのね。どうりで昨日のローカルバスは表示とか不親切だったわけだ。カジノに大金持ち込むVIP客はシャトルバスに乗る想定で、ローカル路線には乗らない前提なんですね。まあ俺らは全然VIPじゃないけど。
マカオ外港フェリーターミナル12:00→深セン蛇口。着いてフェリー降りたらもう1時半ぐらいだった。イミグレは特に並ぶ事もなくすんなり。去年香港から深センに入った時は結構人が並んでた気がするけど、そこがマカオと香港の差なのか。
蛇口港で両替場所が見当たらず、とりあえず去年の残りの人民元でGO。去年来た時は「中国人全然英語しゃべってくれない…」て思った記憶があったけど、さすがに国際港の地下鉄の駅員は英語ペラペラですね。切符買って、蛇口港駅→華強北駅。
車両はかなり綺麗。まあ深センって、中国屈指の経済特区、外国人居住者多数、所得水準が本土の大都市で一番、世界の工場、て、そりゃまあ設備は完全に先進国だわな。しかし乗り換えなしで路線一本だからすぐ着くかと思いきや、22駅が意外に遠かった。駅間距離が結構あるなあ…。
はい、というわけで到着しました、深センの誇る電気街、華強北路。今回の旅の目的地にして某氏の去年のリベンジ。


地下鉄の華強北駅と華強路駅の間がずっと電気街になっていて、そこを散策、というか冷やかし。地下鉄に乗ってた時、駅間距離あるなあと思ってたけど、この2駅の間は1kmぐらいで全然歩ける距離だった。まあ華強路駅は別路線なので、駅間距離という言い方は適切ではないけど。
最新の商品が綺麗に並んでいるところもあれば、かつてのアキバでよくあったような?素人が見ても何の部品かさっぱりわからん部品が雑多に箱に詰め込んであるような店もあり、色んな時代の電気街が混ざっているような場所だった。さすがに人口が多いだけあって、電気街としては結構大規模ですね。最近東アジアのそれぞれの国の代表的な電気街をちょくちょく見てるけど、「街、て言っていいのか?」ていう規模の電気街も結構あったので。あと、パチモン的な意味でかなり黒い市場なのでトラブルに遭ったりする事も、的な話もあったけど、特に何事もなく良かった。
一通り歩いたら某氏が満足したので、華強路駅の近くのセブンでお菓子と飲み物を調達し、帰りは華強路駅→蛇口港駅。港では、フェリーチケットの購入窓口の横に両替所を発見。こんなとこにあったのかよ…。
深セン蛇口17:30→マカオ外港フェリーターミナル。マカオ到着後は再びホテルのシャトルバスで帰還。すぐさまフードコートへ。お腹減ったじぇい…。

昨日の中国料理が美味しかったので同じ店。うまうま。
お腹いっぱいになったところで、続いてカジノへ。泊まってるホテルの1階にもカジノはあったけど、2階から大通りを挟んで渡り廊下が繋がっていて、ヴェネチアン・マカオというホテルのカジノに行けた。こっちのが有名なのでこっちへ。道渡ってからが若干遠かったけど。
「世界一の広さを誇る巨大カジノ」という話だが、まあ本当に広かった。とりあえずざっと冷やかそうと思ったけど、歩きまわるだけで疲れてしまった。確かに繁盛はしてるんだけど、広すぎてクローズしてる台もかなりあって、こんだけの広さは本当に必要だったのか、と思ってしまう。というか、広すぎて、歩きまわってると自分が来た方向がどっちかわからんくなる…。
ざっと冷やかし終わったところで少しだけやってみようかと思ったんだけど、ミニマムベットが予想以上に高い。500円ぐらいでやらせてくれるのかと思ったけど、普通に数千円からもっと行くような感じですねえ…。この辺はカジノにもよるみたいだけど。とりあえずルーレットをやってみたが、今度はルールがよくわからず。最初偶数奇数のところにチップを置いたが「そこはダメ」みたいな事を言われ。普通のルーレットなら別に賭けれるハズなんだけど、台によってルールが違うんですかね?一緒にやってた人は確かに全部数字賭けしてたけど。
ミニマムベットをスッたところで続いて大小。今度はルールは大丈夫だったけど、相変わらずディーラーが何を言ってるのかがわからん…。自分が勝った時に、「このチップは誰のか?」みたいな事をディーラーが言ったみたいなんだが、何を言っとるのかわからんくて何も言わなかったら催促された。つーか俺のチップだってわかってんならわざわざ聞かないでよー。まあそういうやりとりも含めてお約束なんだろうけど。
最後にブラックジャックをやろうとして、香港ドルの手持ちがミニマムベットに足らなくて断念。というわけでカジノ終了。まあ元々冷やかし目的だったので。感想としては、ゲームの大まかなルールは見てればわかるんだが、細かいルールやカジノの制度がよくわからんのと、ディーラーが何を言ってるのかわからんのが非常に「何だかなあ」だった。英語じゃないんですかね?何語を喋ってたのかもよくわからんかったけど。賭け金をスるまでやってたわけだけど(というほどやらずにすぐスり終わったけど)、勝った時にどうやって現金に換えるのかもよくわからなかった。まあ逆に言えば、割りとみんなスるまでやってたような気がするけど。現金をチップに換えてる現場はちょくちょく見かけたが、逆にチップを持ち出す現場は見なかった気がする。あと、これは完全に素人目だけど、ディーラーがイカサマしづらいように見えるゲームが少ない。唯一、ルーレットは、玉を投げ入れた後に賭けれるし、玉は投げたらその後は止まるまでずっと目の前で回ってるので、後がけ?であればディーラー側のイカサマはややしにくいと思うんだけど、他のゲームは「これイカサマやってても客はわかんねえよなあ」と思えるゲームが多かった。大小なんか、不透明なお椀の中で転がってる上に、サイコロが止まってから賭けるわけじゃないし、賭け終わってから蓋開けるまでに結構時間あるし、よくドラマとかでやってる丁半とかの方がよっぽど良心的に見える。ブラックジャックも状況見ながらカード配ってるしねえ。機械化されてるのがかえって不正しにくくなってるっていう事なのかも知れんけど…。まあカジノ産業はマカオの重要収入源だし、どっかのカジノで不正があったら一気に客が減って国家の危機、みたいなそういう意味での抑止力は働いてるのかも知れんけど。逆に、もしかしたら客もプロレスみたいにイカサマもコミで楽しんでるのかも知らんが。とりあえず見てた限り、「この人勝ってる」ていう現場はなかった。基本ディーラーの圧勝ぽかった。まあ胴元のいる賭け事はイカサマしなくても長い目で見れば親が勝つように出来てるから、別にイカサマは必要ないと言われればそれまでなんだけど。
某氏のスロットが終わったところでホテルに帰還。昨日と同じくお茶を大人買いして、部屋に戻って就寝。
3日目に続く。