2019年11月22日
小笠原諸島5泊6日。3日目。
宿で朝食。
今日は山側の道から南下するコースで島一周にトライ。南の方はお店がほとんどないようで弁当必須だと言われたので先に調達。
行きます。チャリンチャリン~。
首都大学東京。
この島、起伏激しい…山道も舗装はきれいだが急すぎて自転車ではとても登れない。引いて歩きます。
国立天文台。いろんなところに支店がある組織。ちょうどアンテナがぐいーんと回転してた。
戦跡。島のいろんなところにポツポツある。パっと見ラピュタだがもちろん古代遺跡ではなく旧日本軍の軍事遺跡らしい。
まだ登ります。
お次はJAXA。こちらは中には入れない。
父島最高峰、中央山の山頂へ。
防空壕。立入禁止。
山頂は標高319m。
色んな方向に海が見えるところがまさに小島、山に岩肌がちょこちょこ見えているところがまさに離島、ジャングルもりもりなところがまさに南国。もっとも、風が強すぎて植生が高山?になっているところも多い。ほんと風強い。気温高いはずなのに強風のせいでめっちゃ寒い。
さらに島を南下。こっからは基本下り道。チャリンコ楽ちん。
小港海岸の駐車場にテーブルとベンチがあったのでランチ。朝生協で買ったお弁当。
小港海岸。
島の最南端…までは来てないけど、こっから南は舗装道路がなくて山道を延々歩かないといけないので、そんな時間もないので帰還。帰りは扇浦海岸へ出て、そこからは昨日と同じ道。二見湾沿いに北上。
小笠原村立小笠原小学校。展覧会をやっているらしい。
美術の授業?で作った作品が体育館いっぱいに飾ってあって、文化祭みたいな感じだった。結構生徒数いるんだな。
ウェザーステーションでサンセット。直線距離大したことなのに坂きつすぎ…。
それなりの人数が来てたけど、うーん、いまいち、みたいなコメントして、完全に日没する前にほとんどの人が引き上げていった。夕日って雲ある方が風情あるよね、て思ってるの俺だけ?というかどんな空でも、適度に雲があった方が良いと思ってるんだけど…。
帰り道の夜景。
宿で夕食。
大神山公園で映画祭。
島には映画館がないので、こうやって映画祭をするんだとか。映画見るだけなら体育館の方がきれいに見えると思うけど、屋台とか出てたし公園の方がお祭りにはなるよね。映画は見ずに帰還。
4日目に続く。
2019年11月21日
小笠原諸島5泊6日。2日目。
船内レストランで朝食。
いい天気。船酔いは収まり、延々字を読んだり細かい作業をしたりしなければ平気。むしろ寝てる時は揺れが気持ちいい。慣れるもんだ。
11時父島到着。実に片道24時間の船旅。だいたい沖縄本島ぐらいの北緯。11月下旬の晩秋に最高気温27℃、最低気温23℃な南国島。
宿はささもと。昭和な民宿。どうも他の宿泊客はみんな仕事のようで、観光ではないようだ。自分はむしろこういう古い建物結構好き。
予約してたレンタルサイクルを借りに行きます。
チャリンチャリン~。
お昼なので昼食。波食波食。島魚の刺身定食。
大神山神社。
神社の横から更に上へ道が伸びてて、展望台が点々と設置されている。
裏山を一通りぐるっと歩いて回ったので、次は自転車で二見湾に沿って南下。
境浦海岸。
扇浦海岸。
小笠原神社。
だいぶ遅くなってきたので帰還。
宿で夕食。
3日目に続く。
2019年6月2日
福島1泊2日。2日目。
いわき市から南相馬市まで国道6号を北上。
当然ながら原発の近くを通ったわけだけど、帰宅困難区域は主要道路以外がバリケードで閉鎖されていて、区域の出入り口や区域内の交差点などに警備員が立っており、民家も商店もバリケードで塞いであって、どこもかしこも雑草荒れ放題。今更だけど本当にひどい状況なんだな、と思う。
目的地の第7回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭。
開会式の話ではざっと2,000人ぐらいのボランティアが集まったそうで、実行委員長が南相馬市長、副委員長に細川元総理、イオン株式会社東北代表、来賓トップに現役国会議員5人、福島県知事、地元の官庁関係者が並ぶというこの流れで、東電の社長陣が来賓の末席に配されていたのが象徴的だった。こういう人海戦術的なボランティアは、企業名の入ったビブスとかジャージとかで参加してる一団をよく見るけど、今回、電力会社名が多かったように見えたのは多分気のせいじゃない。しかし2,000人のボランティアに対して現役国会議員とか知事とかがここまで来るのは、細川さんパワーなのか、それとも震災復興関係はなかなか断りづらいということなのか、その両方なのか。植樹はなかなか面白く、いい勉強になったけど、このあたり一帯の更地が津波によるものだと聞かされると、また何百年後かにやって来る大津波を、今度こそなんとかして食い止められますように、と祈らないわけにはいかない。
帰りは常磐自動車道。四倉PAで遅い昼飯。鶏唐揚げ定食。
帰りも首都高経由で帰還。しかし夜の首都高まじ怖い。あんな急カーブの連続でなんであんなスピードが出せるのか…首都高はほんと片側三車線にすべき。
まとめ。
目的は植樹祭だったけど、せっかくなのでいつも通過してばっかりだった福島を観光しようと思って、行きたかったところ一通り行けたのは良かった。特に大内宿が良かった。久しぶりに妻籠と馬籠にまた行きたくなった。
しかし東北第一の都市と言えばぶっちぎりで仙台だけど、人口二番目のいわきでこれだと言われると、東北なかなか厳しいな、と思ってしまう。本州の日本海側は一般的に厳しい感じがあるけど、太平洋側でもこの規模なのか…。そして帰宅困難区域。科学的に安全でないと解除できないと思うけど、少しでも早く安全な環境に戻って、解除される事を願う。あの風景は悲しすぎる。
2019年6月1日
福島1泊2日。1日目。
第三京浜から首都高経由して東北自動車道。関東平野ほんとに広い…走っても走っても平野。那須高原SAでお昼。とちぎゆめポークのかつ丼。
福島入ってまずは大内宿。
昔の街道にして宿場町。茅葺き屋根だが白川郷みたいな角度はなく、平たい。元々宿場町というだけあって、民家主体の白川郷とかと違ってだいたいどこも商店なりカフェなりしていて、そして目抜き通りに沿って建屋の前に小川が流れていてそこに花や木が植えてあり、なかなか華やかで歓迎ムード。今日は一番奥の駐車場まで来れたけど、手前にも駐車場があったから、GWとかだと多分もっと観光客が多いんだろうな。鼻のアレルギーがあるので匂いのある花はあんまり好きじゃないんだが、見た目にきれいでなかなか良かった。花がよく似合う観光地という意味では、竹富島とかと似ているかも知れない。来てよかった。
続いて鶴ケ城。
朝出発が遅かったので、とっくに17時まわっていたのだが、ふつーに入れた。珍しい。コンクリート製の再建天守なので中もきれい。展示物は白虎隊関係が多かった。
最後にお風呂入りにスパリゾートハワイアンズ。
トマトソースのロコモコ丼を食べながらファイヤーダンスショーとフラダンスショーを見て、最後にお風呂入ったら閉店時間になった。しかし施設もショーのノリもすべてが昭和だなあ。色々すごい。あと、よく知らずに来たのだが、基本的に子連れターゲットの施設なんだな。ちびっこと若い親とか、それにおじいちゃんおばあちゃんが一緒とか、そんな客が多かった。プールには入らなかったのであれだが、自分が見た範囲では確かに、若者だけで来てもちょっとアレだろうな、という場所ではあった。あと、基本的にプール含めて全部の施設が一つのでかい空間に収まっている関係で、どこもかしこも暑い。基本水着で歩き回れる想定の室温設定という事なんだろうな…。
宿はいわきプリンスホテル。2日目に続く。
2019年5月3日
北陸縦断4泊5日。最終日。
まずは平泉寺白山神社。
JRの広告か何かで一躍有名になった、と聞いていたが、観光客はさほど多くなく、静か。でもなかなか風情があって、来てよかった。有名な苔だけでなく、全体的な雰囲気がすごく良い。
続いて大本山永平寺。
こっちは古いというより活気がある、かなり大きなお寺で、これはこれでなかなか良かった。お寺そのものはそこそこ由緒あるみたいだけど、建物は全体的にそこまで古くない、古いものでもせいぜい江戸か明治、ほとんどはそれより後じゃなかろうか。
お寺の駐車場兼土産屋でお昼。カレーライスとごまどうふ。
お次は丸岡城。
現存十二天守のうち7つ目の制覇。現存天守のくせに旅行ガイドとかでも大して推されてないなあと思っていたら、かなり小さなお城だった(元々はもっと他にも建物あったのだろうけど)。
最後に、福井と言えば東尋坊。
推理ドラマで波がザッパーンとなる断崖絶壁そのまんま。そして駐車場から海岸まで立ち並ぶ商店の活気と昭和感がすごかった。熱海とかもそうだけど、こういう新時代何するものぞ的な方向でまだまだ頑張ってるところすごいと思うし、それが通用するあたり、需要側の多様な感性もなかなかのものだと思う。現代人には明治と大正の文化の違いはよくわからないけど、昭和はほんと独特だからな…ノスタルジーを感じるナマ世代が減っても、ぜひその方向で押して行ってほしい。
最後に駐車場兼土産屋で焼きとうもろこし。
あとは帰るだけ。敦賀まで走ってニッポンレンタカー敦賀駅前店で乗り捨て返却。敦賀駅19:10発しらさぎ64号→米原駅19:44着。米原駅19:57発ひかり534号→新横浜駅21:52着。ひかりとか子供の頃以来じゃないか?急いでたらのぞみ乗るし、急いでなければ鈍行か夜行バス乗るからなあ…そもそも米原から新幹線乗るのが初めてな気がする。お疲れ様でした。
北陸は以前立山黒部アルペンルートに行った時に富山だけざっと観光したけど、それ以外は通過や乗り換えをした事があったぐらいで、まともに観光したのは初だったので、ざっと縦断できてよかった。特に新潟と金沢は本州の日本海側とは思えないぐらいの栄えっぷりでちょっとびっくりした。
観光地的には兼六園と丸岡城が、日本三名園と現存十二天守の制覇的な意味で割とメインな気持ちでいたけど、実際に行ってみたら五箇山がダンチで良かった。移住したくなる気持ちもわかる。あとは今回神社仏閣関係がかなりアタリが多くて、白山比咩神社、平泉寺白山神社、大本山永平寺とどれも非常に良かった。さすが白山信仰総本山。聖地と呼ばれるのは伊達じゃない。
2019年5月2日
北陸縦断4泊5日。4日目。
宿の石川ハイテク交流センターとすぐ横の北陸先端科学技術大学院大学。
まずはすぐ近くの白山比咩神社。
ろくに調べずに行ったけど、かなり大きな神社で風情あって良かった。
続いて兼六園。
さすが金沢、さすが兼六園。すごい人。庭園入るのに並ぶ並ぶ。そしてかなり良かった。これで日本三名園制覇。個人的には三名園の中だと兼六園が一番良かったかもしれない。
続いてひがし茶屋街。こっちもすごい人。茶屋街というだけあってカフェが多くていい感じ。
駐車場からずっと歩きで流石に疲れたので帰りはひがし茶屋街から路線バス。観光客多すぎてバスがひっきりなしに出てる。
高速走って小矢部川SAでお昼。黒部名水ポークのロースト丼。白えびコロッケ。富山だなあ。
五箇山。ICから近い菅沼合掌造り集落が駐車場いっぱいだったので相倉合掌造り集落へ。
控えめに言って、最高。白川郷も良かったけど、こっちの方がもっと良かった。日本の原風景て言われるの、伊達じゃない。ほんと来てよかった。あと、相倉合掌造り集落の方が全然家屋数も多くてむしろメインみたいで、こっち来れたのも良かった。
最後に福井市街まで飛ばして三姉妹神社。
ホテルへの帰り道で福井県庁。元福井城。
宿は福井パレスイン。最終日に続く。