2010年5月3日

八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を

はい、というわけで、出雲松江二泊三日ツアー、二日目一番は八重垣神社にやって参りました。いやっほぅ!






スサノオヤマタノオロチを倒した後、日本史上最古の和歌を詠んで、クシナダと新婚生活を始めた場所。まあそんなわけで、神社に結婚式場が併設されてました。ここまでやるか(笑)。つうか、縁結びばっかりだなあ。神社の奥に鏡の池という小さな池があって、観光客がわらわらいるので何かと思ったら、神社で売っている専用の紙に10円玉か100円玉を乗せて浮かべると、縁結びの占いができるという。曰く、15分以内に沈めば良縁が早く訪れ、30分以上かかると良縁は遅い。早速某氏がやっていたが…1分50秒でした。なんて言うか…もうちょっと手加減してやれよ(笑)。
続いて、近くにあったレンタサイクルを借りて、神魂神社へ。ハイキングロードみたいになってて、歩いて移動している人もいたけど、まあまあの距離があったので、自転車で正解でした。

到着。








いやあ、いいですね。大社造りと言うらしいのですが、これぞ出雲っていう感じの高床式で非常に満足です。出雲来たぜえ、て感じです。ちなみにこの神魂神社は、大社造りの建物としては、現存する最古のものらしい。
神魂神社の近くでレンタサイクルを返して、バスで一旦松江駅前に帰還。昼飯を食って、続いては須我神社です。

どーん。
石に「日本初之宮」と書かれていて、曰く、ヤマタノオロチを倒したスサノオが、クシナダを連れてこの地に来て、「気分がすがすがしくなった」と言って「須我」と名づけ、宮殿を建てて新婚生活を始めた。そのとき詠んだ歌が日本最古の和歌であり、そのとき建てた宮殿が日本最古の宮殿であったから、「日本初之宮」と呼ばれた、とのこと。
…あれ?なんか八重垣神社にも同じような内容が(略)








奥に続いていた山道を登っていくと、祠がいくつかありました。

おお、久しぶりにピンポイントデジャヴ。いや違うか。「確かに見たことはないんだけど、どこで見たのかはっきり覚えている」のはデジャヴとは言わないか。左側の祠は後ろに壊れた祠と折れた木があって、そのあたりの状況もドンピシャリでした。まあね、よく考えたらここ出雲だしね。地理的にもどストライクなわけだ。と、勝手に一人で納得。
いやあ、しかし森の中は空気がいいね。新緑の季節って感じです。うん、来てよかったわ。
目的の神社を全て巡り終えたところで、最後に玉造温泉へ。


うん、さっぱりした。よかったよかった。
はい、そんな感じで、本日のまとめです↓
松江駅前のカプセルホテルで起床→バスで八重垣神社へ→レンタサイクルで神魂神社へ→バスで松江駅へ→バスで須我神社へ→バスでJR乃木駅へ→JRで玉造温泉駅へ→徒歩で玉造温泉へ→バスで松江駅へ→昨日と同じカプセルホテルで就寝。
バスの本数が全然ないんで、二泊三日の中で今日の神社巡りが一番読めなかったんだけど、無事全部回れてよかったです。これで、旅の目的の九割がたは達成したかな。さて、残るは明日の松江城だけだぞ、と。