2015年8月17日

茨城県1泊2日。1日目。
茨城県初上陸。まずは「何にもない」という枕ことばがつく事に定評のあるつくば。秋葉原からつくばエクスプレスで45分のひとっ飛び。そしてアキバがいつの間にか(概ね)普通の駅になっててびっくりした。一昔前までは、ホーム降りた瞬間に駅全体が二次元だったと思うんだけど。

つくば駅は、なんだか知らないけどやたらキャリーバッグ引いてる人が多かった。なんなの、やっぱり出張で来る人が多いって事なの。あと英語の聞こえてくる率がやけに高い。単純な外国人の数なら東京駅や横浜駅の圧勝だろうが、つくば駅は全体の人間の数がそんなに多いわけじゃないので、相対的に英語が耳に入ってくる率が上がる。これも研究学園都市ならではか。
とりあえず駅ビルで適当に昼飯のラーメン食べて、すぐにレンタサイクル。受付のおばちゃんに「これから本降りらしいよ」と言われるも、「予報小降りだったやん」と思って走り始めたら…確かに結構降ってるわ。雨足の強さは波が激しかったが、強い時は確かにかなり降ってた。ちょっと勘弁してよー。たまたま通りがかったショッピングモールに百均があったのでカゴの荷物にかぶせるビニール袋を調達。そこでマップアプリを確認したら90度逆に走っていた事が判明。仕方ないので来た道戻ってようやく研究所一個見つけたと思ったら、カメラがない。ちょっと勘弁してよ…。もう一度来た道戻ってみたけど見当たらず、初っ端から散々な旅に。以下、iPhoneなんだけど…意外に画質いいな。もう夜景モードと光学ズーム以外はスマホで済む時代になってきてるなあ。
物質・材料研究機構


JAXA

産総研

筑波大↓

筑波技術大学

もっかい筑波大↓

本当は高エネ研教員研修センターも行ってみたかったんだけど、レンタサイクルの返却時間までに行って帰って来れそうになかったのでここでUターン。そのまま来た道戻るのもアレなので、せっかくなので筑波大学構内を通って戻ります。
しかし筑波大学広いな…。成り立ちや附属学校の多さ、大学スポーツ界での活躍ぶりから、なんとなく教職課程のイメージが強かったが、調べてみたら普通にがっつり総合大学なんだな。学生数もそこそこだし、そりゃこの規模でつくばにキャンパス構えたら、これぐらいの広さになるわなあ。
キャンパス内の道をくねくね帰っている途中でさっきのモールから電話があり、デジカメ見つかったから取りに来な、との事。おおう…まじでありがてえ。ほんと感謝。チャリ飛ばして取りに行き、なんとかレンタサイクル返却時間15分前に駅に帰還。これにてつくば終了。お疲れ様でした。
とりあえず道がだだっ広くて、街もだだっ広くて、店もだだっ広くて、研究機関もだだっ広かった。研究機関が建ち並んでるあたりはまさに研究学園都市という風情だったけど、ちょっと外れると途端にさびれた郊外の風景になる。ただ、ずっと平たんな土地が広がっていたので、確かに雨が降ってなければレンタサイクルは悪くないかも知れない。基本的には物理的な配置の密度が高ければ高いほど経済効率はいいと思ってる人間なので、(「地方創生」なんて「一票の格差」が是正されるまでの間の地方票集めか、さもなくば大都市集中の進行速度を緩やかにする激変緩和措置ぐらいの意義しかないと思ってる人間なので、)こういう官主導で(都心部ではなく)わざわざ郊外に何かを集約する政策は基本的に非効率だと思ってしまうんだが、確かに実際に広大な敷地が必要な研究機関なのであれば、仮に研究機関同士の間に業務上の直接的な関連性がなくても、1箇所に集約するのは多少の意味はあるかも知れない。少なくとも交通機関や宿泊施設といったものは、郊外にばらばらに作るよりは規模の経済が働くだろうし。まあそれにしても、東京に近い場所がもっと他にあっただろ、とは思うけど。
まあなんにせよ、研究学園都市の街並みを見れたのは良かった。満足満足。え?筑波山?何それ食べ物?
その後はバスで土浦駅へ。バスの中でスマホ土浦駅前の宿を取り、駅前のサイゼリヤで夕飯。

しかし土浦さびれてんなあ。つくばはそうは言っても駅周辺は綺麗なでかい商業施設がそこそこあって、やっぱり現役で人がそれなりにいるなあと思ったけど、土浦はシャッター街的なさびれ方がすごい。この様子だと、昔はもっと栄えてたんだろうなあ。上野まで一時間ぐらいらしいので、時間的距離感は十分ベッドタウンなんだけどねえ…。
二日目に続く。