2017年5月6日

極東ロシア3泊4日。3日目。
朝方の車内。こんな感じ。



窓の外は、何もない森というか林というかなんというか。
朝食は6時半頃配布。受け取るだけ受け取って二度寝。その後、起きたら結構いい時間だったので、さくっと食事。


昨夜わざわざ「これで良いか」と聞いてきたのに、違う種類のが混ざってるやん…。まあいいんだけど。しかし相変わらずパン的な料理はパサパサだな…。
無事ハバロフスク駅に到着したので降車。の前に部屋をパシャリ。こんな感じ。

外。くっそ寒い。宗谷岬より北緯が上で、俺史上最北地点更新なう。今までの最北は小樽だったので、大分更新した感じ。予想最低気温が2℃とかだったからな…横浜の真冬の真冬、一年で一番寒い2月上旬ぐらいの気温。

駅から出ます。

とりあえずホテル行こうか、という話になり、トラム乗車。まあそもそも観光地が大体ホテルの近くなんで、どっちにしろ南下しないと始まらない。

トラムは中に車掌のおばちゃんがいて、乗ったら払う式だった。今のところバスやら何やら、「乗ったら車掌のおばちゃんに払う」か「下りる時に運転手に払う」かどっちかしかないな。言葉は全然通じないけど適当に払うとお釣りくれるんで、慣れると難しくない。まあルートがよくわからんのがアレだが。
降車後、ホテルまで歩きます。











ホテル。Sapporo。

こんな朝っぱらなのに、なんとチェックインさせてくれた。素晴らしい。寒い中、荷物もあったし、何より昨日の寝台列車がシャワーとかなかったので汗流したかった。助かった。
あと、名前が札幌なだけあって?、フロントの人が片言の日本語が喋れたのが驚きだった。でも片言過ぎてうまく通じない。というか、向こうの片言日本語は聞き取れるんだけど、日本語で応答しても向こうがうまく理解してくれない。結局英語でやり取りするのが一番早いという結論に落ち着く。海外観光地のあるある。
のんびりシャワーとか荷物整理とかして出発したら、大分気温もましになってた。やっぱり朝方が一番寒いからなあ。真冬じゃなくなってて助かった。良かった良かった。
とりあえずぐるっと北西側に回ってからアムール川へ。




きたー。アムール川。シベリア関係で割りとよく出てくるあの川。ネルチンスク条約とかアイグン条約とか。

そこから川沿いを南東へぶらぶら。


展望台。






ウスペンスキー大聖堂。中は写真不可だったので撮ってないけど入ってお参りするのは自由で、色んな人が思い思いにお参りしてた。真似して十字切ってお参りしといた。


さらに川沿いを南東へ。





船着き場。

ここから川を離れてぶらぶら。



せっかく近くにあるからちょっくら覗いてみようと思った日本総領事館が意外にわかりにくくて難儀した。公式サイトのアクセス案内を見て何とか発見。うーん、これは、わかりにくい…。


目抜き通りに戻ります。
昼飯。3日目にしてようやくロシア料理。ルースキー。





客は日本人ばっかりのように見えた。みんな地球の歩き方持っていくから、載ってるお店に集まっちゃうんだよな。とりあえずボルシチが食べれたので満足した。
食後は、駅方面へ歩いて、中央市場へ。
突然晴れてきた。青空良い感じ。



中央市場は、台湾とか韓国とかによくある露店の集まった観光地みたいな感じだった。お土産のチョコレートを買った後、ピロシキを購入。

通りの公園でいただきます。

うん、うめえ。現地の人も隣の店はガラガラなのにこっちの店には並んでたから、割りと人気のあるピロシキ屋なのかな。本場のピロシキは揚げてあるとは限らないという事で、見た目じゃなくてキリル文字の発音で「ピロシキ」になっているのを適当に選んだけど、揚げてあってもなくてもうまかった。
なんかもう行きたい場所もなくなったので、ホテルに帰ろうということになり、意外にここまで遠かったので、帰りは朝駅から乗った系統のトラムに再乗車。降車した後、さっきは素通りしたレーニン広場を散策。

歩いてホテルに戻り、1日歩き疲れて夕食に出かける気力もなかったので、ホテルのレストランで夕食。



こちらでもまたボルシチ頼んだ。うまい。
夕食後、近くのスーパーみたいなコンビニみたいなところに行って、お土産をもう一個調達して、あと水買った。

ウラジオストクは昔は軍関係者以外は入れなかったらしく、そういう意味でもハバロフスクの方が街としての歴史は大分長いはずなんだけど、見た目の都会具合とか観光地のレベルとかは、大分ウラジオストクの方が上だったなあ、という感じ。ハバロフスクは道もそうだけど全体的に広々していて、その分、あんまりまとまって栄えてる感じがない。なんというか、ザ・地方都市、という感じ。
そんなこんなで3日目終了。4日目に続く。