2018年9月23日

岡山・香川・兵庫2泊3日。2日目。
早朝にレンタカー借りて、岡山IC→賀陽IC。備中松山城…の向かいの山の展望台。
着いたのは7時頃で、すでにたくさんの車とたくさんのカメラ。当の備中松山城はいまだ雲の中で、みんなで「雲海に浮かぶ備中松山城」待ち。

2時間ほど待ってようやく霧が晴れてくるも、上から晴れるのではなく横から一瞬で晴れちゃったので「雲海に浮かぶ」絵にはならなかった。





でもなかなか雰囲気あったし、晴れた瞬間に歓声上がったし、来て良かった。
続いてその備中松山城本体へ。5合目の駐車場に駐めてバスで8合目まで上る。




















現存十二天守では5つ目の踏破。麓から登ったわけではないけど、山城なだけあって、ちょっとした登山だった。当時はもっと奥まで色々あったみたいな感じだったけど、メインどころを過ぎるとほぼ山道で今は他に大した物も残ってなさそうだったので終了。
続いて鬼ノ城。



















こっちも普通に登山だった。というか城が結構広くてぐるっと回る道が延々山道だった。
備中松山城現存天守という事で天守閣が残っていたけど、鬼ノ城は建物についてはすべて再現、というかそもそも建物自体があまりなく、石垣が残っているのと、ここに何があったようだ、ここにこれがあったようだ、という解説があるだけのただの山。しかしそもそも戦国江戸から更に千年ほど前の古代のお城ってあんまり見たことなかったから、個人的にはかなり面白かった。景色も良いし、白村江の戦いの後の大陸からの侵攻を迎撃する目的だったのでは、という話からも色々当時の事が想像できる。当時、半島の南側と日本列島の西側は同一王朝みたいなものだったという説も聞くけど、侵攻の上陸地点を山陰と想定するにしろ北九州と想定するにしろ、ここに防衛拠点作るんだ?というのは現代の地理感覚からするとちょっと不思議。まあ内海に面した気候の良い平野部だから、当時も岡山平野がそこそこ栄えてたのかな。
その後、下道で南下して、ジョイフルでお昼した後、吉備津神社




















桃太郎の元ネタの吉備津彦命が祀られている神社、ぐらいの認識で行ったけど、全然大きな神社だった。なんか境内で高校?の弓道大会が開催されてた。
続いてその裏手にある中山茶臼山古墳吉備津神社から歩いていくコースもあったみたいだったけど、どう見ても登山だったので、山頂の近くまで車で行った。しかし車道から古墳までもかなり急な階段で、なんか今日一日登山ばっかりしてる気が…。


宮内庁の管轄している前方後円墳で、宮内庁によれば吉備津彦命の墓との事。まあ宮内庁の治定なんで科学的根拠は薄いんだろうけど、一応神社の伝承とは一致している。
その後、岡山IC→山陽姫路西ICを走って姫路のホテルに乗り付け。姫路駅の駅ビルのフードコートで姫路おでん加古川かつめし


昨日の夕方から登山ばっかりで大変疲れた。3日目に続く。