2012年10月6日

三重県2泊3日。1日目。
一番早い新幹線で名古屋へ。名古屋駅から某氏の車で、やって来ました東海道は亀山宿。




風情のある建物もあるけど全然ない建物もある。札がなかったらただの地方の町並み。それはそれで悪くないけど。
…まあ、単にバスの待ち時間でぶらぶらしてただけだけど。
バスとタクシーを乗り継いで、今度こそ目的地。

鈴鹿サーキット。2012年F1日本グランプリ。今日は予選。







まあF1とか全然知らないんで、ノリ的には完全に社会見学。
スポーツ観戦はとにかく「大まかなルールを把握する」「応援する対象を決める」の2つさえ押さえとけば、知らん競技でも楽しめる。間違いない。
とりあえずパンフ買ってきて、パラパラ読みつつ大雑把なルールを教えてもらう。予選は、ある決められた一定時間の間に各ドライバーは好きに走って良くて、その間で自分が一番良かった一周のタイム(要はその間の自分のベストレコード)で順位が決まる。予選は3回あって、1回目の順位が低い人は2回目に出れない。2回目の順位が低い人は3回目に出れない。3回目で予選終了。もっとも、F1の予選は本戦のスタート順位を決めるだけで、予選で足切りされる事はまずない。らしい(トップタイムの107%以上だと足切られるらしい)。よって、予選の2回目に出れなかった人や3回目に出れなかった人も、それぞれその時の順位がスタート順位で決勝に出れる。
応援の対象については、某氏が「F1は台数多くて初心者は車の区別がつきにくいから、とりあえず覚えやすいカラーリングのチームでいいんじゃね?」と言われ、真っ赤のフェラーリと緑一色のケーターハムというチームを推される。うん、それでいいんじゃね。しかしどうでもいいけど、パンフの下位チームのドライバーの紹介文が概ねひどい。「チームを丸ごと抱えるほどの豊富なスポンサーマネーを持っているとはいえ、このままでは出世は危うい。」いや、公式パンフでこれかよ。てか金の生臭さを隠す気ゼロだな。
予選の前でもなんかコース走ったりしてて、その辺から適当に観戦。
とりあえず、エンジン音がうるさい。超うるさい。売店で耳栓売ってて、「F1見に来て耳栓してどうするんだよ」て思って見てたけど、俺が間違ってた。むしろ耳栓せずに見ていられる周りが信じられん。昼寝用の耳栓常備しといてよかった。そして場内のスピーカーと、それとは別に場内にラジオの電波を流して実況してたけど、どっちも完全にエンジン音にかき消されてた。わざわざ買ったラジオ全然役に立たない。
あと、観客席がかなり近い上に、右から左にすごいスピードで走り抜けていくから、見てて目がまわる。酔う。あまりに近すぎて、わざわざ買った双眼鏡が全然要らない子。むしろデジカメの方が、光学倍率いい上に倍率調整が出来るから、まだ役に立つ…ような気がしたけど気のせいだった。やっぱり肉眼で十分だった。
予選は、相変わらずパンフ見ながらチーム名を覚えつつ観戦。予選が終わった頃には大体カラーリングとチーム名の判別がつくようになった。12チーム24台。タイヤの交換の戦略とか細かいルールが色々あるらしいがそんなことは知らん。そしてケーターハム弱い。フェラーリも、Q3出てたの1人だけだったんだけど。まあスポーツ観戦なんて、強くても弱くてもとりあえず応援してりゃ楽しめるけど。
夜は、決勝前夜祭とかで、ライブビューイングで可夢偉とかのトークショーを見て、そのままT-SQUAREとかいうバンド(F1の有名な曲を持ってるバンド。らしい)のライブも見たが、雨が降りだした上に人が窮屈で結構しんどかった。ライブで気持ち悪くなる人の気持ちがよくわかった。トークショーは、初心者が見ても笑える程度には面白かった。というか可夢偉が面白かった。

終わった後は、雨の中を傘持って駅まで歩いて、電車で戻り、某氏の車で銭湯行って(見事にF1観戦者の貸切状態だった)、飯食って、某氏の家族の別荘に泊めてもらった。さんくす。
2日目に続く。